【退職後看護師休む人向き】退職後の手続きを解説

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看護師退職が決まった!
退職後の手続きが知りたい。

看護師退職したら何して過ごしているの?
どれくらいのお金がかかる?


今日はこんなお悩みを解決していきます。


これから退職を考えている看護師さんも、退職予定が決まっている方も退職後何をするのか知っておいて損はないと思います。

この記事がおすすすめな方

・看護師退職する予定
・看護師退職後、次の職場は決まっていない
・とりあえずゆっくりする予定

私のプロフィールはこちらです。




自分が経験した看護師退職後の手続きなど、実際に困ったこともありました。


経験をふまえながら書いていきたいと思います。

この記事でわかること
  1. 看護師退職後の手続きまとめ
  2. 看護師退職後の生活費、かかるお金
  3. 看護師退職までに今から節約をした方がいい理由
  4. 看護師退職後の過ごし方

経験したことがないことって不安ですよね。

特に役所系の手続きって、よくわからないし周りに経験者がいないと誰に聞いていいのかもわかりません。

この記事で看護師退職後にすることを、さくっと知っていきましょう。



また、次の職場を選ぶときに使いたい転職初心者のための看護師転職サイトの比較記事はこちらです。

【まとめ】看護師退職後の手続き



退職後、「晴れて無職だ~~!!!!」となりますが、役所に行くことも結構多いです。やることを把握していきましょう。


看護師退職後にやらなくちゃいけないことはこちらです。

・健康保険の加入手続き(退職後14日以内)
・年金の加入手続き(退職後14日以内)
・住民税について(郵送されてくる)
・雇用保険(失業給付)の手続き 
・退職金の受け取り

健康保険の手続き

健康保険とは?



日本の医療保険は、国民全員が何かの保険に入りみんなで医療費を支え合う制度(国民皆保険制度)です。


よって看護師退職後も何かしらの、健康保険に加入しなければなりません。




退職後の健康保険の選択肢



退職後に加入する健康保険の選択肢は、3つあります。

  1. 国民健康保険
    (退職後14日以内に住んでいる市区町村へ手続きへ行く)
  2. 扶養家族として加入
  3. 健康保険の任意継続
    (退職した職場の健康保険を継続する)



③の退職する職場の健康保険を継続する方法(任意継続)ですが、継続するメリットとしては看護師時代の給料によっては任意継続の健康保険の方が安くなる場合があります。


ただ、調べても計算方法よくわからないですよね。(私もさっぱりでした)



任意継続と国民健康保険では、どっちの方が安くなるのか知りたい場合は手っ取り早く聞いた方がいいと思います。


役所に行ったら、国保の保険料の試算をしてくれました。退職した職場の事務も任意の場合の保険料を聞いたらだいたいの値段を教えてくれました。


国民年金の手続き

国民年金とは


国民年金は20歳以上60歳未満までの国民全員が加入している、年金制度です。基礎年金ともよばれます。



年齢、性別に関係なく一律の金額です。令和2年の国民年金の額は16540円でした。



健康保険に続き国民年金も、退職後14日以内にお住まいの市区町村で、手続きする必要があります。


退職後に加入する年金の被保険者の種類



退職する前は職場の厚生年金(第2被保険者)に加入しています。退職後はこの第〇号被保険者を変えなければいけません。


この第〇号被保険者というのはこちらです。

第1号被保険者 自営業、学生、フリーター、無職が該当
第2号被保険者 会社員や公務員が該当
第3号被保険者 第2号被保険者に扶養されている人


従って退職して扶養に入らなない場合、第2号被保険者から第1号被保険者になる必要があります。


住民税の手続き

住民税とは


自分の得たお金には税金がかかります。


その税金には、所得税と住民税の2種類があります。


所得税は国に収める国税で、住民税は地方税といいます。


収める場所が違うということがポイントです。


退職後の住民税の収め方




在職中は天引きで納めていた住民税は、退職後に今住んでいる地区町村から納税通知書が送られてくるのでそれで納税します。


手続きはいりません。勝手にきます笑



ただ、毎月支払っていた住民税(特別徴収という方法)は、年4回の支払いに代わります(普通徴収)。

退職後の住民税の支払い
・特別徴収から普通徴収に代わる
・支払いは6月、8月、10月、1月の年4回



1回に支払う金額が大きくなるので、看護師退職後はこの住民税でおったまげます\(^o^)/。

失業保険について


失業保険とは



失業手当とは失業期間中も転職活動もできるように、生活を維持するための給付金のことです。

失業保険に関して色んな単語がでてくるのでまとめておきます。

ややこしい雇用保険用語まとめ

・雇用保険 
仕事ができなくなり次の就職先を探す期間に生活を一定に保つための公的保険のこと。(労働者を雇う会社は必ず労働者をこの保険に加入させる義務がある)

・失業保険 雇用保険のこと(雇用保険が正式名称)

・失業給付 失業期間にもらえる給付金のこと

・失業手当 失業給付のこと


失業手当が貰える人の条件




働いている間にほとんどの人が雇用保険に入っています。



しかし、雇用保険に入っているだけでは失業手当がもらえないことがあります。



失業手当を受け取るための条件を確認しておきましょう。

失業手当を貰える条件

・雇用保険の加入期間が過去2年間で12ヶ月以上ある
・ハローワークで求職の申し込みを行っている。
・働く気がある
・失業状態である



従って、働いて1年未満で退職した方は給付の対象外となるので注意してください。


病気や怪我、妊娠出産を控えている場合は「すぐに働けない」とみなされてしまい失業手当が受け取れないことがあります。

▷看護師1年目で辞めると損するお金の話


失業手当を申請する手続き



失業手当を申請する際に必要な書類はこちらです。



・雇用保険被保険者離職票1.2
・個人番号必要確認書類(いずれか1種類)
マイナンバーカード、通知カード、個人番号の記載がある住民票
・身元確認書類
・写真
・印鑑
・本人名義の通帳またはキャッシュカード

 

これらの書類を持って、住所を管轄するハローワークに行き手続きを行います。

離職票を受け取るには退職前に離職票が必要なこと(失業手当を受給する必要があること)を伝えましょう。

伝えないと書類が作れないので注意が必要です。

余談:離職票を無くされた話


失業手当を受け取るには離職票が必要だと書いてきました。



退職する際に失業手当を受給することを伝え、離職票を退職後に送ってもらうことになります。



離職票は受け取るまでに

退職する職場で離職票が必要なことを伝える
→必要事項記入
→職場からハローワークに郵送
→ハローワークから職場に戻ってくる
→職場が自分のところへ離職票を郵送する


この流れになっています。
ハローワークが混雑している時など時間をがかかる時があるとのことです。


「混んでいても退職日から2-4週間以内に届きますよ。」と言われていましたが、1か月と2週間たっても届かない…。



「離職票 届かない」で検索すると

「職場からの嫌がらせの場合もあります」
「元職場の手続きミスの場合もある」

とのことで、心配になり職場に問い合わせてみると


まさかの離職票紛失されてました‥‥/(^o^)\



ほんとに、まじでそんなことあるの・・・って感じですよね。

離職票が中々届かない場合は職場に一度問い合わせることをオススメします。



退職金

職場にもよりますが、勤続何年以上で退職金がもらえるなどの規定があります。


私の場合退職金が振り込まれたのは、退職日のちょうど一ヶ月後でした。

気になる方は、いつ頃振り込まれるのか聞いておきましょう。



看護師がもらえる退職金の平均は次で紹介しています。




看護師退職後にかかる金額

退職後1ヶ月にかかる金額



退職後にかかる金額は、1ヶ月約15万円程度でした。(私調べ)


1ヶ月にかかる税金や生活費すべて込みでこれぐらいの値段です。


これから退職する予定がある方は、今から節約または貯金を始めることを心からおすすめします。


節約しなきゃとはなんとなく感じると思いますが、理由があるので説明していきますね。


一か月にかかるお金

【税金関係】
国民保険 
国民年金
住民税

【生活費】
家賃 
電気・ガス・水道代
食費
通信費
交際費

失業手当をもらうまで時間がかかる



さきほど紹介した失業手当ですが、受給するまではこのような流れになっています。



実際に退職金がもらえるまで、申請から2−3ヶ月かかります。


失業手当は申請後すぐに貰えるわけではないので注意しておきましょう。

バイトの制限がある



失業手当がもらえるまでの期間にバイトをすることもできますが、制限があります。

失業保険受給中のバイトの制限

・1週間の労働時間が20時間未満

1週間の労働が20時間を超える・または31日間以上の雇用が見込まれる場合、就職したとみなされるため制限があります。



失業手当受給中は、ボランティアであっても働いたとみなされます。

ボランティアでも内職でもバイトでも、全て申告しなくてはいけません。

申告せずにバイトをした場合、失業手当の返金が求められたり受給できなくなる可能性があります。





また、失業保険中の働き方はこのような分類になっています。

  • 1日に4時間以内働いた…内職または手伝い
  • 1日に4時間以上働いた…就職または就労



1日に4時間以上週20時間未満働いたことを申請すると、失業保険の支給が働いた分先送りになります。


逆に、1日4時間未満週20時間以内のアルバイトでは収入によっては失業手当が減額または支給されなくなる場合があります。



バイトをしすぎると「働いている」とみなされ、失業手当がもらえなくなる可能性があるので気をつけてください。



看護師の退職金の平均



看護師退職後は退職金がもらえます。


勤続3年以上が対象など、勤め先によってその額も変わってきます。看護師の退職金の平均はこちらです。

勤続3年:20〜40万円
勤続5年:50〜150万円
勤続10年:200〜500万円

引用:看護師が退職金をもらえるのは勤続何年目から?平均相場や目安、もらえないケースも要チェック!

 


退職金ってなんとなく夢がありますよね。たくさんもらえて何に使おう!みたいな。


もらえるのはありがたいのですが、100万円もらっても月の生活費が20万円では5ヶ月であっという間に消えます。


そして、失業手当がでるのは申請から2−3ヶ月後からです。


退職後はゆっくりしたい、好きなことがしたい、お金に困りたくないと考えるのであれば今から貯金を始めましょう。


効果がある節約方法

効果がある節約方法は、お金の流れを目で見えるようにすることです。


そして、それが出来るのが家計簿です。

そんなんで節約につながらなくない…?




いえいえ、家計簿つけるといかに自分が無駄遣いしているか、日頃お金を使いすぎているかわかりますよ。


家計簿をつけるメリット
  • お金の収支がわかる
  • 何に使いすぎなのかわかる
  • 使いすぎを予防できる
  • お金の予定がたてられる




長期的に節約を心がけるなら、日頃のちょっとした我慢より家計簿の方がはるかに効果があります。



3日坊主の私でも続いた家計簿




家計簿をつけるって言っても、めんどくさいじゃないですか。ズボラな私は何回も家計簿で挫折しました。

そんな私でも続けられた家計簿が、マネーフォワードME というアプリです。



3日坊主の私でも続いたと書きましたが、正しくはマネーフォワードMEが勝手に家計簿つけているので続いています。

マネーフォワードMEでできること

・銀行やクレジットカードと連携できる

・収支出や口座の残高カードの引き落とし額など、このアプリだけで一括管理できる

・カードに溜まったポイントも見れる

・前回より何に多く使ったのか教えてくれる

・レシート撮影あり

・予算機能
・家計や資産状況の分析レポート




太字が実際に私が使っている機能です。



まじでズボラ人間には、お金の管理が一括でできる夢のようなアプリなのです。


\     節約の第1歩     /




紹介した機能は無料で使えますが、マネーフォワードMEの欠点としては

  • タイムラグがある
  • カードや口座と連携できるのは11件まで
  • 1年以上前の家計簿は見れない


このようなものがあります。



かれこれ半年以上使っていますが、タイムラグがあったとしても必ず反映されるので家計簿をつけることに問題はありません。


また、数ヶ月間比較するので1年以上前までさかのぼる機会もないです。

プレミアムサービス(初回30日間無料、月額500円)でタイムラグなし、連携は無制限、1年以上前の家計簿もみれるようになります。
しかし無料機能だけでも十分に使えるアプリです。


始めに無料で使ってみて、タイムラグが気になるなという方は30日間の無料のプレミアムサービスを使うことをおすすめします。

アプリのインストールはこちらからどうぞ。



退職後何かとお金はかかります。

ストレスフリーで生活したいなら、今から節約を始めましょう。

関連記事
▷看護師なのにお金がない!を解決する貯金の手順書

看護師退職後の過ごし方



看護師退職後の過ごし方は、人それぞれです。完全自由。


他人の目を気にせず、のびのびと過ごしましょう。



私の場合は、看護師の仕事から離れたかったので没頭できることを探しブログをはじめました。

看護師退職後の過ごし方

・本を読む
・You Tube見る
・ブログをはじめる



手続き意外にこんなこともやっていました。

もしブログに興味がある方はこちらの記事もどうぞ。

▷【収益化の方法】看護師のアフィリエイトの始め方

▷看護師も在宅ワークしたい【在宅でできるおすすめ副業3選】

まとめ



ここまで読んでいただきありがとうございました。


退職後にやる手続き、今からできる貯金の方法など書いてきました。

看護師退職後の手続きまとめ

・健康保険の加入手続き(退職後14日以内)
・年金の加入手続き(退職後14日以内)
・住民税について(郵送されてくる)
・雇用保険(失業給付)の手続き 
・退職金の受け取り



退職後は何かとお金がかかるので、ゆとりある生活をしたいのであれば今から節約することをおすすめします。


後回しにすればするほどめんどくさくなります(自戒)。
まずは自動で家計簿をつけるところから始めましょう。

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