
看護師の転職サイトを使うと転職が不利になるってホント?転職サイトを使うデメリットを知りたい。
今日はこんなお悩みを解決していきます。
この記事でわかることはこちらです。
この記事を書いている私は、6年目の看護師です。
異動先に失敗して退職した後は7ヶ月間ニート生活をしました。
その後転職活動をして、現在はメンタルクリニックで勤務しています。
このブログでは、看護師の退職・転職に関する役立つ情報を発信しています。
自分の経験も紹介しながら「看護師の転職サイトって結局使わない方がいいの?」について書いていきます。
転職サイトはデメリットもありますが、忙しい中で1人で転職活動を進めるのは予想以上に大変です。
自分のために上手く転職サイトを利用していきましょう。
実際に聞いたり、出会ったりした転職サイトのデメリットから紹介していきます。
看護師の転職サイトを使うデメリットの例3つ

看護師にとって、転職サイトを使って出会う可能性のあるデメリットはこちらです。
- 連絡がしつこい、多い
- 希望じゃない職場を紹介される
- 現場に詳しくない人がいる
それぞれを紹介していきます。
デメリット①連絡がしつこい、多い

これは私の体験談ですが、 登録後に「仕事が忙しいのでやり取りはメールでお願いしたいです」とメールで連絡しました。
「わかりました」と連絡が来たその翌日に電話での連絡がきてました\(^o^)/
登録したことがある看護師なら経験があると思いますが、登録するとかなりの頻度で連絡がきます。
デメリット②希望条件ではないところを進められる

後輩が家の近くの転職先を探して相談しましたが、その条件は全く無視して電車通勤のところを進められたと話していました。
希望条件が全て満たされる転職先は中々見つからないかもしれませんが、希望条件からだいぶそれているところを紹介されるのは不信感しかないですよね。
デメリット③現場に詳しくない

実際の現場の雰囲気は働いている人でないと、全て知るのは難しいです。
しかし医療者からみた医療の質と、医療じゃない人からみた医療の質っておそらく視点が全く違いますよね。
医療の質だけではなく、働く環境はいいのに意地悪な看護師がいれば雰囲気は悪くなります。
従って「聞いていた話と違った」というデメリットも転職サイトのデメリットとしてよく聞きます。
ではこれらのよく出会う転職サイトのデメリットがなぜ「あるある」なのか背景を紹介します。
看護師の転職サイトのデメリットが「あるある」な理由

看護師が転職サイトを使うとこれらのデメリットに出会う理由は1つです。
それは転職サイト側が1件でも多くの転職を成立させたいからです。
また、1件でも転職を成立させたい理由は、転職が成立すると紹介手数料が入るからです。
お金の動きがあると何か怪しい感じがしますが、転職サイトは厚生労働大臣の認可を受けて始められる事業です。
怪しい会社が運営しているわけではないので、まずは転職サイトの仕組みについて知っていきましょう。
看護師の転職サイトの紹介手数料の仕組み
転職サイトには、紹介手数料をもらう有料の事業と紹介手数料をもらわない事業があります。
転職サイトの有料と無料の違い
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厚生労働大臣から許可を受けた会社は「厚生労働大臣の認可番号が与えられます。
認可番号の例/13ーユー000000

転職サイトのほとんどが、サイト内で認可番号を掲載しています。
看護師の転職サイトは、ほぼ有料職業紹介事業です。
転職先を紹介して転職が成立すると紹介手数料を受け取ります。
転職サイトの紹介手数料の相場
紹介手数料の相場は、転職する人の年収の約20−35%ぐらいです。
年収500万 紹介手数料30%
500×0.3%=紹介手数料150万円
人を集めたいからと言って、手数料以外のものを転職サイトが受け取ったりすることはありません。
紹介手数料の仕組みや転職サイト側の背景はこちらの記事で紹介しています。
>>【無料で使える仕組みと裏背景】看護師の転職サイトの仕組みを解説
詳しく知りたい方は参考にしてみてください。
看護師が転職サイトを使うメリット

自分が転職すると紹介手数料が入るから連絡がしつこかったり、希望じゃないところをゴリ押しされるのか…
転職サイト使うのやめようかな?
確かに紹介手数料のことを知ると「お金のために動いているのかな?」という気持ちになりますよね。
使うのをためらいたくなる気持ちもわかります。
しかし転職サイトは「無料で使える」かつ「仕事探しに役立つメリット」もあります。
- 働きやすい職場に変えることができる
- 第3者の意見を聞きながら転職が進められる
- 困った時にエージェントに相談できる
>>看護師のおすすめ転職サイトを紹介【平和な職場に転職できたナースが厳選】
転職が成立すると、年収の何%の手数料が転職側に入ります。
しかし、希望条件ではないところをゴリ押しされても転職する気にはなりませんよね。
利用者側の希望と、転職サイト側が提案する転職先がマッチしなければ転職は成立しません。
自分の話をきちんと聞いて転職先を提案してくれるエージェントに出会えれば働きやすい職場は見つかります。
転職サイトの選び方を知りたい方は、こちらの記事をどうぞ。
看護師の転職サイトは使わない方がいいの?

看護師が転職サイトを使う=転職が不利になるわけではありません。
不利にならない理由は、働く人を募集する側も紹介手数料を払って人を募集するメリットがあるからです。
転職サイトはデメリットもありますが、使う方が便利なので使うことをおすすめします。
看護師の転職サイト自体が不利ではない理由
募集する側が、転職サイトを使うメリットはこちらです。
- 応募してほしいターゲット層に応募してもらえる
- 応募する人自体が集まる
- 手数料以外のコストをかけなくていい
募集する側はよっぽど知名度がなければ、募集するタイミングで人は集まらないですよね。
どこも人手不足なので「20−30代の看護師に募集してほしい」と思っても、簡単に看護師は集まりません。
【看護師の転職サイトの仕組みを解説】でも紹介していますが、採用が決まって転職が成立しないと紹介手数料は発生しません。
採用する以外にコストがかからないということです。
また、転職サイトを使って人を募集する=予め人を募集するのにコストがかかることがわかって利用しています。
これらの理由から、募集する側は紹介手数料を払って働く人を転職サイト経由で募集して採用します。
転職サイトを使うこと自体が、不利にはならないということです。
【ランキング】看護師のおすすめ転職サイト
転職サイトを使うことが不利にならないことがわかったところで、おすすめの転職サイトを紹介します。
エージェント経由で紹介される転職サイトと、エージェントがつかない看護師の求人サイトの2つに分けて紹介します。
①担当エージェントがつく転職サイト3社
>>各サイトがおすすめな理由の詳細は、【看護師のおすすめ転職サイト】で紹介しています。
各転職サイトごとにおすすめ理由がありますが、共通するおすすめ理由は「看護師から知名度がある」と「担当者の変更方法が予め記載されている」の2つです。
知名度が転職サイトに必要な理由は、転職サイト側にも知名度がないと看護師が集まらないからです。
看護師が集まらない転職サイトは、募集する側も使わないですよね。
従って自分も聞いたことがあって、知名度がある転職サイトなら働く場所の選択肢も多くなります。
また、エージェント経由で紹介される転職サイトはエージェントとの相性も大事なポイントです。
人の数だけ合う合わないはあるので、変更方法が記載されているところを選ぶのが安心です。
紹介した3社の変更方法はこちらです。
エージェントの変更方法 | |
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お客様サポート窓口より連絡 | |
あんしんサポート窓口から連絡 | |
よくある質問に記載されているアドレスから連絡 |
②エージェントがつかない看護師の求人サイト
エージェントなしで、スマホから自分で看護師の求人を探す転職サイトもあります。
看護師の求人サイト、ジョブメドレー 看護師です。
- エージェント経由ではなく自分で仕事が探せる
- 気軽にスマホから求人が検索できる
- 自分のペースで仕事が探せる
- 自分を求めているところからスカウトがくる
私も登録していますが、エージェントがつかないのでしつこい電話は一切ありません。
受け取るメールの設定や、退会をする時は全てマイページから設定できます。
「自分の条件に合う仕事を見てみたい」という方はこちらからどうぞ。
ジョブメドレーの詳しい情報をもうちょっと知りたいという方はこちらの記事もどうぞ。
まとめ:看護師の転職サイトのデメリット
転職サイトを使って転職することは、転職に不利ではありません。
理由は記事内で紹介したとおりです。
仕組み上、デメリットにぶつかることもありますが利用したほうが自分にとって便利です。
特に転職初心者という方は、まずは使ってみることをおすすめします。
【おまけ】