
退職したいけど、どうやって上司に言おうか悩む。
辞めやすい退職理由を知りたい。
退職理由の伝え方ってめちゃくちゃ悩みますよね。
師長は怖いけど、できればスムーズに退職したい…!
記事の内容はこちらです。
- 辞めやすい退職理由の例
- 辞めやすくするための退職理由の作り方
- 看護師が円満退職するコツ
私は看護師7年目です。
5年間勤めた職場を退職するときに、正直に職場への不満を伝えたところもめた経験があります/(^o^)\
退職理由を伝えるときは、やめやすいコツを知って退職理由を伝えましょう。
使えそうな退職理由の例を載せて解説していきます。
退職を伝えるまでが不安ですが、伝えてしまえばあとは転職するだけです。
看護師が辞めやすくなる退職理由の伝え方とは

辞めやすい退職理由とは
辞めやすい退職理由とは「前向きな退職理由」のことをいいます。
前向きな退職理由の方が辞めやすい理由は、上司が納得しやすいからです。
一方、不満やネガティブな退職理由を伝えてしまうと、改善を提案され引き止めにあう可能性があります。
例で解説します。
前向きな退職理由の方がやめやすい理由
例えば人間関係の悪さを理由に、退職を伝えるとします。

Oさん
Aさんがずっと悪口を言っているのが耐えられません。
Bさんは新人に対して指導というか、いじめのような感じです。
耐えられません。退職させてください。
おそらくこのように伝えても、上司がよっぽどAさんやBさんのことを問題だと思っていない限り、スムーズに辞めるのは難しくなります。
なぜなら職場の働きやすさを管理しているのは上司だからです。
職場を管理している上司からしたら、職場に不満があるから辞めるというのは認めたくないことですよね。
その結果「人間関係はどこも一緒だよ、合わない人はいるよ。後悔するよ」などと引き止めにあいます。
一方前向きな退職理由であれば、自分のやりたいことのために退職するので上司は引き止める理由がありません。
従って、前向きな退職理由の方が退職しやすいということになります。
- 他の職場で勉強したいことがある
- ◯◯に興味がある
- ◯◯の専門性を高めたい
- 他の職場で◯◯を経験してみたい
- 引っ越す
- 地元に帰る(家の事情)
- 留学する
- 結婚して環境が変わる
看護師の退職理由は本音じゃないとだめ?
自分が困らなければ嘘でもかまいません。
というか退職理由は、絶対に本音を言わないといけないわけではありません。
例えば私の周りの看護師は、過去に以下の退職理由で退職していました。
- 留学するので退職する
- 結婚して地元に帰る
どちらも嘘の退職理由だとバレずに退職できていましたし、留学を退職理由にする人は結構いました。
「バレるリスクが怖い」「嘘がつけない」という方は、辞めやすい退職理由の作り方を知っていきましょう。
やめやすい退職理由を考える時のヒント
- 仕事中に感じたきっかけから考えてみる
- 求人をみて良いと思った転職先からヒントを得る
①仕事中に気になったことから考えてみる
仕事中に気になったことは「もうちょっと知りたい」「患者さんにこうしてあげたい」「詳しくなりたい」「興味がある」などの、自分が感じたささいなきっかけのことです。
壮大なきっかけではなく、身の周りのちょっとしたきっかけから考えてみましょう。
退院支援に詳しい看護師になりたい
↓
在宅で過ごす患者さんに必要なケアを知りたいので、訪問看護師に転職するために退職する
亡くなる患者さんに丁寧なケアをしたい
↓
ターミナルケア専門の病院で患者さんと関わってみたい
患者数が少ないところでゆっくり患者さんと関わりたい
↓
今より規模の小さい病院に転職するので退職する
②よさそうな求人をヒントに考えてみる
例えば求人をみていて「ここよさそうだな」と思ったところをみつけたとします。
その求人をヒントに、退職理由を考えてみます。
年間休日122日以上で患者数も今より少ない
回復期のリハ病院がよさそう…
↓
患者さんが安心して家に帰れるように、必要な指導や必要な社会資源に関して詳しくなりたい。
今より患者数が少ないところで、患者さんと関わる時間を増やしたい。
「いいな」と思った求人の特徴や、自分が興味がありそうなことを交えて退職理由を考えてみましょう。
ちなみに、求人を検索するのにつかえる看護師専門の求人サイトは看護師求人ジョブメドレー があります。
登録のみで、看護師求人を自由にみることができます。
求人を検索したい方は、公式サイトへどうぞ。
ジョブメドレーの詳細は、ジョブメドレー看護師を使ってみた【評判・中身】を解説という記事でも紹介しています。
看護師の退職理由の伝え方の注意点まとめ
ここまで紹介してきた、看護師のやめやすい退職理由や注意点はこちらです。
- 退職理由は前向きにした方が辞めやすい
- 不満・ネガティブなことを退職理由で伝えない
- 自分が困らなければ嘘でもOK
- やりたいことやキャリアアップを退職理由にする時は、身近なことから考えてみる
「転職の準備も知っておきたい」という方は【初めての転職】看護師が転職に向けて準備しておくこと3つの記事もどうぞ。
退職理由の伝え方の他に看護師が円満退職するコツ

看護師が円満退職するコツ
円満退職をするには、辞めやすい退職理由で退職を伝えることを紹介しました。
退職理由以外で円満に退職するコツを紹介します。
- 退職を伝える期限を守る
- 退職を伝える時は上司の機嫌がいい時にする
退職を伝える期限を守る
一般的に退職を伝えるのは退職する2−3ヶ月前と言われていますが、退職を伝える時は余裕をもって退職を伝えましょう。
また、退職を伝える期限は就業規則に記載されていることが多いので、あらかじめ確認しておくこともポイントです。
ご存知の通り、看護師はどこも人手不足なので直前に退職を伝えた場合「急に言われても困る」などと言われ退職が難航する可能性があります。
また、後から退職者が続出した場合に退職を伝えると辞めづらくなる可能性があります。
退職は期限を守って早めに伝えましょう。
上司が機嫌がいい時に伝える
上司も人間なので、ものすごく忙しい時や機嫌が悪そうな時に退職を伝えられても「今言う?」となってしまいます。
自分に置き換えてみても、忙しい時に重要な話をされたら困りますよね。
業務後に伝えたい場合は、朝のうちから「仕事後にお話したいことがあります」と伝えておくとスムーズです。
退職を伝える時は、上司の機嫌が良さそうな時を見計らって伝えましょう。
看護師の退職の流れ
ちなみに退職と転職活動の流れはこちらです。
- 退職を伝える
- 転職先を探す
- 転職活動
(転職サイトのおすすめはこちら) - 退職届けの作成
- 退職日や有給消化の相談
- 引き継ぎ
- 退職日まで過ごす
看護師の辞め方については、【まとめ】看護師の辞め方を1から解説【退職から次の職場選びまで】で紹介しています。
退職の流れや、やることを知りたい方はよんでみてください。
採用面接のときの看護師の退職理由の伝え方

面接での退職理由の伝え方のポイント
最後に、面接のときの退職理由の伝え方について紹介します。
- 前の職場の不満、悪口は言わない
- やりたいことや希望の働き方を退職理由にいいかえて伝える
前の職場の不満、悪口は言わない
退職理由を伝える時に、前の職場の不満や悪口を言うのは辞めましょう。
面接官は、自分がどういう人なのか見ているからです。
第一印象・受け答え・今までやってきたこと・人間性や考え方
前の職場のことは面接官は知りません。
不満や悪口を言っても、印象が悪くなるだけなのでいわないようにしましょう。
やりたいことや希望の働き方を退職理由にいいかえる
退職理由を、転職先でやりたいことに置きかえて伝えると「それが転職したい理由なんだな」と相手に伝わりやすくなります。

前職で◯◯と感じた時がありそれを深めたくなりました。そのため◯◯に力を入れている御院を選びました。
ただし内定をもらいたいからと言って盛りすぎはNGです。
取る予定のない資格や勉強したいことを伝えて採用されたとしても、のちに自分が困るだけなので面接時に嘘をつくのは辞めましょう。
自分なりの前向きな退職理由をもう一度考えたい人は、やめやすい退職理由を考える時のヒントをのところを読んでみましょう。
まとめ:看護師の退職は言いにくい!工夫して伝えよう
ここまで読んでいただきありがとうございました。
退職は伝えづらいですが、自分が今よりいい環境で働くためには必要です。
何度もこの記事を読んで、自分が伝えやすい退職理由を見つけてみてください。
転職先のリサーチをしておきたい方は、看護師求人サイトや転職サイトを使っておきましょう。