【シンプルにわかりやすい】看護師の転職サイトの選び方

▼当ページのリンクには広告が含まれています

看護師の転職サイトってどこも似てて口コミも多くて、どれ使えばいいのかわからない。

安心して使えるサイトの選び方ってなんだろう?


今日はこんなお悩みを解決していきます。


この記事でわかることはこちらです。

  • 看護師の転職サイトの選び方
  • 看護師の各転職サイトの比較表
  • 看護師の転職の失敗例と回避方法

この記事を書いている私は、5年半勤めた病院を退職し7ヶ月間ニートをした後、転職活動をしました。

ニート中に始めた副業も本業として取り組みたかったので、現在はクリニックでバイト+副業をしています。

自分の経験も含めつつ、転職サイトの選び方を紹介していきたいと思います。



いい転職サイトに出会えれば、今よりいい環境で働くことができます。

忙しい中での転職活動は大変ですが、自分のために進めていきましょう。



それではさっそく結論の、転職サイトの選び方について紹介していきます。

【シンプルにわかりやすい】看護師の転職サイトの選び方

看護師の転職サイトはこの条件で選ぶ


看護師の転職サイトを選ぶ時のポイントはこちらです。

転職サイトを選ぶポイント
  1. 担当者を変える方法・退会方法が書いてある
  2. 各転職サイトの強みと自分の状況に合うところを選ぶ


また、転職サイトを選ぶ前提としてこちらも確認しておきましょう。

転職サイトを選ぶ時の大前提
  • 対応地域
  • 自分が希望する雇用形態の取り扱い
  • 厚生労働省認可番号か掲載

厚生労働省認可番号とは

職業紹介をする会社は、厚生労働大臣の許可を受ける必要があります。
許可を受けた会社は許可番号が与えられ、各サイトに明記してあります。


私のサイトで紹介している看護師の転職サイトは全て厚生労働省の認可を受けている転職なので、安心して読み進めてください。

選び方①担当者の変更方法と退会方法が書いてある



基本的に転職サイトの仕事内容はどこも同じです。

転職サイトがしてくれること

転職先の希望を聞く

希望にそった仕事を紹介してくれる

転職活動のサポート(日程調整、面接対策、書類の添削)

 

違う部分は求人数・対応している施設形態・雇用形態・担当者の質です。


どれも重要ですが、ぶっちゃけ話を親身に聞いてくれて条件に合う仕事を探してくれる担当者の質が重要です。

いい転職サイト=全員が良い担当者とは限らない



しかしどの会社でも、仕事のできる担当者とそうでない担当者がいます。


過去に同じ転職サイトを使っているのに、担当者が違うだけで全く違うことを言っている看護師の上司と後輩がいました。

A社使ったけど、めちゃくちゃいい担当者さんだよ。紹介しようか?

A社使ってるんですけど、全く条件と違うところを紹介されて、脳筋なんじゃないかと思いますよ…。まじで使えない。



どの転職サイトを選べばいい担当者と出会えるんだろうというのは言い切れないのが事実です。


1つの転職サイトを選んでも担当者と相性が合わない可能性があります。

担当者の変更をする、または他の転職サイトを使う可能性があるというわけです。


従って担当者と合わなかった時に変更可能か明記してあるところ、またはサイト自体の退会方法が簡単なところを選びましょう。

担当者の変更方法、退会方法の有無まとめ


各転職サイトの担当者の変更方法や、サイトの退会方法をまとめたものはこちらです。

  担当者の変更方法 サイトの退会方法
看護のお仕事
◯/よくある質問に記載


◯/よくある質問に記載

マイナビ看護師
◯/よくある質問に記載

◯/利用規約に記載
ナースパワー人材センター
ジョブメドレー 看護師 担当者なし
◯/マイページから設定可能

横にスライドできます→

選び方②転職サイトの強みと自分の状況で選ぶ


2つ目の方法は、転職サイトの強みと自分の状況をかけ合わせて選ぶ方法です。


この方法で選ぶ理由は、それぞれの問題を解決してくれる可能性が高いからです。


例えば、このような悩みの看護師さんが転職サイトを使うとします。

例①転職先の具体的なイメージがついていない場合

今の職場が嫌すぎて辞めたい。
ゆっくり働きたいけど、次はどんなところで働きたいかイメージがついてない。


このような看護師さんは、求人数が多くて施設形態の種類が多い転職サイトを選ぶと、多くの選択肢の中からあなたに合う転職先が選べます。



看護師免許が活かせるところは病院だけではありません。

施設形態も多いと、より自分にあった働き方を選ぶことができます。

各転職サイトの求人数と施設形態


参考に各転職サイトの求人数と、取り扱っている施設形態をまとめた表はこちらです。

この表で確認すると、病院以外の施設形態の取り扱いがわかります。

  求人数 病院 クリニック・診療所 施設 訪問看護 保育施設 検診・健診 治験 美容 一般企業
ジョブメドレー 看護師 約27,000件
看護のお仕事 約60,000件
マイナビ看護師 約53,000件
ナースパワー人材センター 約40,000件

横にスライトできます。→

例②転職先に具体的なイメージがある場合



逆に「次も病院がいいけど、今より規模が小さくて忙しくないところがいいな」など、具体的なイメージがついている看護師さんはこちらの選び方で転職サイトを選ぶ方法がおすすめです。

  1. 実際に転職サイト内で求人検索をしてみる
  2. 良さそうな求人がある転職サイトで話を聞いてみる



この方法であれば、近い条件でより条件のいい転職先を紹介してくれる可能性があります。

自分で求人検索ができるサイト


それぞれの転職サイトでも仕事の比較はできますが、「この先を知るには会員登録が必要です」というところの方が多いですよね。

 

看護師求人ジョブメドレー なら、登録後サイト内で求人検索をして求人情報を全てみることができます。


すべて見ることができる理由は、エージェントなしで自分で転職を進めるサイトだからです。


実際に求人を探すのは、ここからできます。

>>看護師求人ジョブメドレー で、看護師の求人をみてみる



詳しくジョブメドレーのことが知りたい方は、こちらの記事を参考にしてみてください。

看護師のおすすめ転職サイトと各サイトの比較

看護師の転職サイトの比較表


転職サイトを選ぶ条件を紹介してきましたが、各転職サイトの情報をまとめた表はこちらです。

各公式サイトのリンクから、登録ができます。

サイト名 概要

総合:★★★★★
看護のお仕事がおすすめな人
求人数の多さ・サポートの手厚さで選びたい人

求人数:60,000件以上
担当者の変更方法:有
退会方法:有
公式サイト看護のお仕事


総合:★★★★★
ジョブメドレーがおすすめな人
自分で転職先を探したい人

求人数:27,000件以上
担当者の変更方法:有
退会方法:有
公式サイト:ジョブメドレー 看護師

総合:★★★★☆
マイナビ看護師がおすすめな人

施設形態の多さ・求人数の多さ・大手で転職サイトを選びたい人

求人数:53,000件以上
担当者の変更方法:有
退会方法:有
公式サイト:マイナビ看護師


総合:★★★☆
ナースパワー人材センターがおすすめな人

採用率が高い転職サイトで転職先を探したい人

求人数:40,000件以上
担当者の変更方法:有
退会方法:有
公式サイト:ナースパワー人材センター



各サイトの詳細が知りたい方は、【6年目が選ぶ】看護師の転職サイトおすすめランキングも参考にしてみてください。



ちなみに私は今クリニックで働いています。

もし次の働き方で精神科のクリニックに興味がある方はこちらもどうぞ。

看護師が転職で失敗しないためにすること


転職サイトの選び方を書いてきましたが、そもそも転職先選びを間違えるのはもっと嫌ですよね。

転職先の選び方で失敗しないための方法を紹介していきます。

看護師の転職の失敗例はこちら


看護師の転職の失敗例はこちらです。

  • 思っていた働き方と違った
    例:給料が低い、休みが少ない、残業が多い
  • 人間関係、職場の雰囲気が悪かった



看護師の人事担当の本や自分の経験を元に、転職で失敗しないための方法を紹介していきます。

思っていた働き方と違う!を回避する方法



思っていた働き方と違ったということを回避するには、まず「求人広告はあくまでも働く前提のもの」だということを知っておきましょう。

求人広告はあくまでも目安



求人広告と求人票はあくまで募集をかけるものなので、正式な求人情報とは限りません。

従って「求人情報に書いてあった働き方と違う!」ということが起こってしまうわけです。


これを回避するには以下の3つのポイントが重要です。

  1. 求人情報の書き方に注意する
  2. 気になることは面接で聞く
  3. 最終で労働条件通知書を確認する

求人広告でみるポイント


例えば求人広告にこのような内容で書いてある職場は注意が必要です。

  • 給料の幅が広すぎる 
  • 残業代を固定残業代で書いている。


残業代や給料の見方についての詳細は、【ブラック病院は要注意】看護師の良い求人の選び方で紹介しています。

求人広告は信用してはいけないの?



しかし、求人広告が正式な情報でなければ嘘ばかりなものとなってしまいますよね。


正式な情報とは限らないのは変わりないですが、2018年の職業安定法の改定で嘘の条件や誇大な条件で募集してはいけないという指針が決まっています。


これにより、以前よりかは「思っていた働き方と違った」という事案は減ってきているようです。

職業安定法に基づく指針等の主な内容

  • 明示する労働条件は、虚偽又は誇大な内容としてはなりません。
  • 有期労働契約が試用期間としての性質を持つ場合、試用期間となる有期労働契約期間中の労働条件を明示しなければなりません。
    また、試用期間と本採用が一つの労働契約であっても、試用期間中の労働条件が本採用度の労働条件と異なる場合は、試用期間中と本採用後のそれぞれの労働条件を明示しなければなりません。
  • 労働条件の水準、範囲等を可能な限り限定するよう配慮が必要です。
  • 労働条件は、職場を含め可能な限り具体的かつ詳細に明示するよう配慮が必要です。
  • 明示する労働条件が変更される可能性がある場合はその旨を明示し、実際に変更された場合は速やかに知らせるよう、配慮が必要です。

    引用:厚生労働省 平性29年職業安定法の改正について
    労働者を募集する企業の皆様へ



求人広告の正しい見方を知る、または気になることは面接で聞いて「思っていた働き方と違う」ということを回避していきましょう。


また働くことが決まった後に渡される、労働条件通知書で労働に関する契約は必ず確認しておきましょう。

労働条件通知書とは

働くことがきまった時に、会社から渡される働き方の条件が書いてある通知書のこと。

労働契約の期間/就業場所/業務内容/始業・就業時間/勤務日/休日/休暇/賃金の計算方法/締日・支払日/退職に関する事項/

転職先の雰囲気を知る方法


これは実際に職場を見学しないと解決できないのではないかと思いますが、職場の雰囲気を知る方法はあります。

それは、離職率や平均在勤年数というデータを確認することです。

これは実際にナースの働き方相談室: 看護部も経営者も気になるQ&A25という本で紹介されている方法です。



病院の看護師の人事担当を長年勤めている人が書いた本で、転職の役にもたつので少しだけ本の紹介をします。


看護師担当人事が書く、ナースの働き方

本の紹介

看護師として働いていると、色々な面で働きにくさを感じている人が多いと思います。


例えば、子育てしやすい人向けには働きやすい制度は整ってきたけどその分夜勤をする人が減って残された人の仕事量だけ増えて働き方は何も解決していない…など。


看護師の仕事が一般職と比較してなぜ大変なのか、働きやすい職場とはどんな取り組みをしているのかががこの本でわかります。

働きやすい職場の取り組みをしると、どんな職場を選べばいいかという参考にもなる本なので、興味のある方は読んでみてください。

離職率を知る方法


本の紹介から話を戻します。


この本では、離職率や平均在勤年数は看護師の働きやすさを示しているごまかせない情報であるとしています。

例えば2019年度の病院実態調査によると、正規雇用看護職員の離職率は11.5%、新卒は8.6%でした。(参考:2020年病院看護実態調査


ざっとどの病院でも10人に一人はど辞めているのが平均です。

それが離職率20%と5人に一人辞めている環境では、辞める原因が何かある職場だと気づくことができます。


実際に離職率や平均在勤年数を知る方法ですが、ネットで調べる以外にも面接で聞くことができます。

単刀直入に聞かなくても「職場の皆さんは平均でどれくらい働いていますか?」など、聞くことができます。


転職先の職場の雰囲気を重視する時の参考にしてみてください。

満足度の高い転職をしよう


ここまで読んでいただきありがとうございました。

退職を決意するのも、転職を決意するのもすごく勇気のいることです。

せっかく転職サイトを選ぶのであれば自分が使いやすい転職サイトを選びましょう。

記事内で紹介した転職サイトはこちらです。

記事内で紹介した転職サイト
  1. 看護のお仕事
    →求人数の多さ・サポートの手厚さで選びたい人におすすめ
  2. ジョブメドレー 看護師
    →エージェントなしで転職先を探したい人におすすめ
  3. マイナビ看護師
    →施設形態の多さ・大手で転職サイトを選びたい人におすすめ
  4. ナースパワー人材センター
    →採用率が高い転職サイトで転職先を探したい人におすすめ