看護師が転職先を自分で探す方法5つ【自分で探すデメリットも解説】

▼当ページのリンクには広告が含まれています

看護師の転職って、転職サイトを使わない方法ないの?

このような悩みを解決していきます。


本記事でわかることはこちらです。

  1. 看護師が転職先を自分で探す方法3つ
  2. 看護師が転職先を自分で探す時の注意点2つ
  3. 転職に失敗しないために、転職サイトについて知っておくこと

私は看護師歴7年目です。

病棟歴5年・外来半年・クリニックに1年勤めた経験があります。



色々な口コミをみていると、転職サイトってあんまり信用できなくなりますよね。

「本当に使って大丈夫なの?自分で転職する方法ないのかな?」と過去に私も考えたことがあります。



この記事では自分で転職先を探す3つの方法と、看護師転職サイトを上手に使う方法などをまとめています。

看護師求人サイト・eナース・ハローワークについては、実際に看護師から離れていた時に使った方法なので、参考にしてみてください。


転職は何かと不安なことが多いと思いますが、1つ1つ解決していきましょう。

では始めます。

看護師が転職先を自分で探す方法3つ

転職先を自分で探す方法3つ


看護師が転職する時に自分で探す方法は以下の5つ(3つがメイン)です。

  1. 看護師求人サイト
  2. eナースで探す
  3. ハローワークで探す
  4. ググる
  5. 働いている人からの紹介

ググる方法は無限にあるのと紹介もあまり現実的ではないので、今回は黄色線の3つについて紹介していきます。

看護師求人サイトで探す


1つ目は、看護師求人サイトで探す方法です。

転職サイトと違って、サイト内の求人を自分で見て選ぶので自分のタイミングで仕事を探せます。

看護師求人サイトは、私も登録して使っているジョブメドレー看護師がおすすめです。


ジョブメドレーの特徴はこちらです。

ジョブメドレーの特徴5つ
  • 看護師ならではの条件で探せる
  • 応募先と直接やりとりが出来る
  • 通知はメールまたはLINEで受け取れる
  • 受取る通知は自分で設定できる
  • 希望条件を入力するとスカウトが送られてくる


例えば一般的な求人サイトだと、医療関係の条件ってでてこないですよね。

ジョブメドレーでは、「診療科」や「施設形態」から自分にあう職場が探せます。

もちろん給料や働き方の条件からも検索可能です。

人気の特徴 年間休日120日以上、年収500万円以上可能、副業OK、ボーナス賞与ありなど
診療科目の特徴

一般内科、一般外科、美容外科、消化器内科、循環器内科など
(ほぼ全部の科で検索できます)

サービス形態の特徴

診療所・クリニック、介護施設、訪看、
保育所、一般病院、慢性期・療養型病院、急性期病院、回復期病院など

仕事内容の特徴

新規オープン、救急外来、病棟、
外来、透析、健診など

給与・待遇・福利厚生の特徴

ボーナス賞与あり、退職金あり
日・祝日給与アップ、住宅手当
研修制度あり、など

他にも「勤務時間の特徴」「休日の特徴」「アクセスの特徴」からも検索できます。


パソコンのみの機能なんですが、この赤丸の「自宅周辺」を押すと自宅近くの勤務先を知ることができます。

パソコンからしか使えないんですが、めちゃくちゃ便利です。



転職サイトと違って担当者はいません。

しかし、看護師ならではの条件を検索しやすかったりスカウト機能を使えば転職先の候補を広げることもできます。

プロフィールと希望条件に当てはまるところから、「うちで働きませんか」とスカウトが送られてくる機能です。

実際にきたスカウトメールはこんな感じです。↓

メール以外にLINEでも受取ること可能です。


看護師の求人数は30,000件の中から探せます。

自分で転職先を探すなら必須のサイトです。

>>ジョブメドレー看護師で求人を探す



ジョブメドレーの口コミ・評判や、退会方法は各記事でまとめているので参考にしてください。

eナースで探す


eナースとは、各都道府県のナースセンターで行っている無料の職業紹介をネット上で検索できるようになったものです。

看護師免許を持っている人なら誰でも利用できます。


eナースを使ってできることはこちらです。

  • 看護師求人の検索
  • おすすめ求人が送られてくる
  • 新規求人メールが送られてくる
  • 希望条件を入力してマッチングした求人票を知らせてくれる


希望条件を入力しておくと、希望条件とマッチングした求人票の情報が送られてきます。

結構マッチングメールや新規求人メールが送られてきますが、それらの通知をオフにすることも可能です。



登録なしでも求人は検索できますが、ざっくりした情報しか見れません。

登録なしで見れる情報はこんな感じです。

業務内容:外来看護
勤務地:◯◯県◯◯市
一言PR:ーを行っている病院です

何もわからない\(^o^)/


eナースを使う時は、登録してからの利用をおすすめします。

>>eナースセンターで看護師求人を探す

ハローワーク


ハローワークとは、誰でも平等に仕事につけるように仕事探しや職業訓練を行っている国が設置した行政機関のことです。

もちろん誰でも利用できます。


ハローワークで探す方法は、こちらの2種類です。

  1. 求人検索で探す
  2. 求職申し込みをして探す

求人検索はこちらからできます。
>>ハローワーク 求人検索


求人申し込みをすると以下のサポートが受けられます。

  • 職業相談
  • 求人情報の提供や、職業紹介
  • 転職活動のサポートが受けられる(応募書類の作成や、面接のアドバイスなど)


余談ですが、看護師から離れて失業保険受給する時にこの「求職申し込み」をして利用していました。


求職申し込みは、ハローワークに行くかスマホなどで申し込みをするかの2種類です。

求職申し込みはこちらからできます。
>>ハローワーク 求職申し込み手続き

看護師が転職先を自分で探す時の注意点2つ


自分で転職先を探す方法を紹介しましたが、自分で探した方がうまくいくとは限りません。

自分で転職を探す時の注意点を2つ紹介します。

自分で探す時の注意点
  1. 必ずしも採用が有利になるとは限らない
  2. 自分で探すデメリットもある

必ずしも採用が有利になるとは限らない

自分で探した方が紹介料もかからないし、採用されやすくなりそう

このように考えて、自分で探す方法を調べていた看護師さんも多いのではないでしょうか


結論から言うと、直接応募の方が採用に有利になるとは限りません。

「紹介料がかからないから」と言って、誰でも採用するわけではないからです。



例えば、募集要項に「看護師3年目以上の方」と書かれていればある程度看護技術が一人でできる人を指しています。

「看護師5年目以上の人」」と書かれているのであれば、リーダー業務ができる人を求めているのかもしれません。

他にも、経験年数やや科で指定されたりすることもあります。

例:看護師経験◯年以上
手術室・ICU・透析の経験者歓迎!



透析で働きたいと考えて応募しても、病棟の経験しかなければ募集側は「教育する人」を確保しなくてはなりません。

募集する側の「欲しい人材」にあてはまらなければ、直接応募だからといって採用されやすくなるとは限らないことは覚えておきましょう。


また、自分で探すデメリットもあります。


自分で探すデメリットもある

デメリット5つ
  • 時間や労力がかかる
  • 時間をかけたからと言っていい求人が見つかるわけではない
  • 転職先の選択肢が狭まる
  • 給料などの交渉を自分でする必要がある


自分の条件で検索して、求人をみてみても「ありすぎてどれがいいのかわからない」となるのはあるあるです。(経験ずみ)

また自分で転職先を見つけられたとしても、給料交渉ってどうやってするのかわからないですよね。


自分のペースで転職先を探せるのは便利ですが、自分で探すデメリットもあります。

転職サイトは上手に使うポイントを知っていれば、損することはありません。

転職サイトを上手に使う時のコツを紹介していきます。

看護師転職サイトは使わない方がいいの?真相を解説

看護師転職サイトは使わない方がいいの?


まずはじめに、看護師転職では転職サイトは使ったほうが自分のためになります。

使わないデメリットの方が大きいからです。


転職サイトを使って受けられるサポートはこちらです。

転職サイトで出来ること
  • 希望条件にそった求人を探してもらえる
  • 給与や働き方の交渉をしてもらえる
  • 看護師の転職に詳しいので転職先の情報をしることができる
  • 履歴書の添削、面接練習をしてもらえる
  • 応募先と面接の日程などの調整をしてもらえる

自分で探すとなると、これらのサポートは受けられなくなります。


また、看護師の転職のサポートを仕事にしているので、転職サイトの担当者の方が看護師の転職先について詳しいです。

転職先の情報を知りながら転職活動を進められることも、メリットになります。



病院側も転職サイトを使って人を集めた方が効率よく働く人を集められるメリットがあるので、転職サイトを使っています。

紹介料がかかるからと言って、採用が損になることはありません。



詳細は、【使う前に知ろう】看護師転職サイトは使わない方がいいってマジ?で紹介しています。

紹介料などの仕組みについて知りたい方は、そちらの記事も読んでみてください。

看護師が転職で失敗しないために知っておくこと


とはいえ、転職サイトへの不信感も若干ありますよね。

気になること
気になること

「無理に転職を進められたりしないの?」
「連絡はしつこくないの?」
「都合のいいことだけ言ってくるんじゃないの?」



転職サイトは絶対信用できるかと言ったら、担当者の質によります。

紹介料のことしか考えていない担当者もいるからです。


しかし仕事ができる担当者は、私たちが満足する転職先を紹介して転職を成立させます。

紹介料の仕組みに理由があるので、解説していきます。

担当者の質が大事な理由


転職サイト経由で転職すると、病院側は転職サイトに紹介料を支払います。

図で書くとこんな感じです

しかし、この紹介料は◯ヶ月以上働き続けなければ転職サイトに支払われない・あるいは紹介料が減額される仕組みになっています。
(◯ヶ月以上は転職サイトごとによって異なります)

強引に転職先を紹介しても意味がないということです。



従って、上手な転職エージェントは私たちが転職に満足するように希望にそった転職先を紹介してくれます。

転職サイトを使う時は以下のことを意識して使いましょう。

転職サイトを使う時のポイント
  • 信用できる転職エージェントを選ぶ
  • あわないと思ったら担当者を変える
  • または他の転職サイトを使う


担当者の変更方法と退会方法がかんたんな転職サイトはこちらの3つです。


各サイトの詳細は、【20代の看護師転職に強い】看護師のおすすめ転職サイト3つで紹介しています。


「でもやっぱり転職サイトを使うのは不安だな」という方は、初めに紹介した5つの方法か看護師求人サイトのジョブメドレー 看護師を使ってみてください。

まとめ:自分にとって最適な方法で転職しよう

ここまで読んでいただきありがとうございました。

自分で探す方法はこちらの5つでした。

看護師が転職先を自分で探す方法5つ

自分で探すデメリットもあるので、自分がいいと思った方法で転職活動をはじめましょう。

「退会方法も知った上で転職サイトを使いたい!」という方は、こちらの記事もどうぞ。