看護師からニートになった【1~2か月目レポート】

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看護師辞めたてニートになった人って何をしているの?
退職金はいくらだったの?



実際に5年半勤めた大きめの病院を辞めて7ヶ月間ニートをしていた看護師(私)の、ニート生活の健忘録です。


退職して休みたい看護師さんも、ちょっと疲れた看護師さんも参考に読んでみてください。


記事の内容はこちらです。

  1. ニート生活1−2ヶ月目にしたこと
  2. ニート生活1−2ヶ月目の手続き
  3. 看護師5年目の退職金の金額
  4. 失業保険の手続き

5年勤めた病院を辞めた理由はこちら
看護師からニートになった【0ヶ月目レポート】

看護師から離れてよかったことはこちら
看護師辞めたら幸せしかなかった

最後にもリンクを貼ってあるので、記事を読み終えてからでも読めます。




看護師に疲れて退職したいけど、「これからどうなるか不安、稼がないと生きていけないでは?」という方も多いと思います。

大丈夫です、看護師辞めて少しぐらい休んでも生きていけます。

看護師を長く続けたい方は、この記事で休む選択肢を知ってみてください。


それでは始めます。

看護師ニート生活1~2か月目のまとめ

看護師からニートになって1−2ヶ月目にやったこと


ニート生活が始まり、1−2ヶ月目にやったことはこちらです。

  1. 健康保険・年金の手続き(退職日から14日以内)
  2. 住民税の支払い(郵送されてくる)
  3. 退職金の受け取り
  4. 失業手当の手続き
  5. ひたすら自由に生活する


めんどくさそうに見えますが、必要な書類を揃えて窓口に行けばいいだけです。

また、ニート生活が始まってからはこんな生活をしていました。

  • 退職日の夜にインナーを金髪にする
  • コーラを作る
  • 旅行に行く
  • ブログの勉強



朝は起きるのは何時でもいいし、めんどくさい人間関係も満員電車もなくとにかく自由でした。ニート最高ッ!



看護師時代は髪の毛のトーンは5という地毛する規則もあったので(してなかったけど)、退職した夜にインナーをブリーチして金髪にしました。



あとはYouTubeみてコーラを作ってみたり…(暇ですね)

これらを煮詰めるとコーラができます。


あとは看護師から全く違うこともやってみようと思い、ブログやライターの勉強をやり始めたりしていました。

「看護師を少し休んでニートしてから、転職したい」という看護師さんも多いと思うので、実際の手続きや看護師5年目がもらった退職金について紹介します。

①健康保険・年金の手続きをする


病院や会社に勤めていると、勤め先の健康保険や厚生年金に加入しています。

基本的にどちらも毎月給料から引かれています。


しかしニートになるので、給料天引きではなく自分で支払わなくてはなりません。

また、病院の健康保険に加入しているのを国民健康保険に加入したり、厚生年金を国民年金という枠組みに変える必要があるので手続きが必要です。

会社の健康保険⇒国民健康保険に変更する

会社の厚生年金⇒国民年金に変更する


どちらも退職日から14日以内に手続きする必要があります。

自分が住んでいる区役所や市役所で変更の手続きをすれば完了です。

②退職金の受け取りについて


「受け取り」なんて書いていますが、普通に口座に入金されるのをまっていればいいだけです。

ずばり5年ちょい働いて、退職金は約100万円でした。


必死な5年間だったけど、貰えるのはこんなもんかって感じです。

振り込まれたのは、退職日のちょうど1か月後でした。


退職金がでないよりかは全然助かるのですが、ニート期間も税金はがっつり引かれるので退職金には夢はありません笑

ニート期間もに支払う税金
  • 国民健康保険
  • 国民年金
  • 住民税


「税金ってどれくらいかかるの?」と気になるところですが、日本年金機構によると令和4年度の国民年金は一律で16,590円です。

それを毎月(+国保、住民税)となると、ニート期間でも結構きついですよね…。

【例】 ニート期間3ヶ月の国民年金 16,590円×3ヶ月=49,770円



また、普段の生活と同じように生きていくにもお金がかかります。

税金以外でかかるお金
  • 家賃
  • 食費
  • ガス・電気・水道
  • 携帯代など


ニートになるならまじで貯金はしておいたほうがいいです。

というかニートにならなくても、自分が自由に生きていくために貯金はしておきましょう。看護師からニートになった人からのお告げです。

>>マネーフォワードMEのアプリをインストールする

後回しにする人は一生貯金できません。

せめて、家計簿を自動でつけて使いすぎの把握だけでもしておきましょう。

またこれらの内容は働く病院によって異なります。

  • 退職金が何年目からでるのか
  • 退職金がいつ振り込まれるのか

だいたい3年目以上働くと退職金がでるところが多いですが、自分の病院が何年目から退職金がでるのか知っておきましょう。

③失業手当の手続き


ニートになってからすぐには転職しないつもりだったので、失業手当の申請の手続きをしました。(おすすめの看護師転職サイトはこちらです)

失業手当とは、仕事がなく失業している間も最低限の生活が保証されるための給付金のことです。


簡単に書くと、「最低限の生活は保証するお金はだすから、その間に次の仕事探してね」という制度のことです。


失業保険をもらうには、退職日の前の2年間に雇用保険の加入期間が12ヶ月以上あることが条件となっています。

働いた期間が短い人(12ヶ月未満)は受給できないので気をつけてくださいね。

雇用保険の加入期間=働いた期間
働いた期間が12ヶ月未満の人は、失業手当の給付がもらえないので注意

失業手当を申請するまでの流れ

失業手当を申請するまでの流れ
  1. 【退職日までに】前職場で失業手当を受給する予定だと伝える
  2. 【退職日までに】失業手当の申請に必要な書類を前職場で記入する
    ・雇用保険被保険者証
    ・離職票(様式1、2)
  3. 【退職後】退職後3-4週間で書いた書類が自宅へ郵送される
  4. 【退職後】ハローワークで失業手当申請


順調に書類がそろえば、退職後1か月ぐらいで失業保険は申請できます。

ハロワークで申請をして、仕事探しをした活動の証明をして認定を受ければ給付金が入るという流れです。


仕事探し活動証明など細かい内容は、看護師からニートになった【3−6ヶ月のレポート】で紹介しています。

初めてのハローワーク


ちなみに初めてのハローワークでやったことはこんな感じでした。

  • 求職の申し込み
    (書類記入→軽くハローワークの人と面接)
  • 失業保険を受けられる資格の認定
  • 今後の予定、書類の書き方の説明等


これで1時間もかからず終わりました。

看護師からニート生活、初期の心得


看護師からニートになった後の手続きや退職金、失業保険について書いてきましたが重要なポイントはこちらです。

  • 今からでも貯金はしておく
  • 役所系手続きは早めに済ます
  • 書類が多いので書類はファイリングしておく

退職後は役所系の手続きが多いのと健康保険・年金などは退職後何日目までにという期限があります。

後で慌てなくていいように、早めに済ましておくのが無難です。

退職した職場から送られてくる書類も多いので、ポストの確認とファイリングもしておきましょう。

【振り返り】看護師からニートにならなくてもやっておいた方がいいこと

辞める前にやっておいた方がいいこと



ここからはニート生活1−2ヶ月目を振り返って、これを読んでいる看護師さんが職場を辞める前に今からやったほうがいいことを書いていきます。


ニートになる予定がある人もない人も看護師共通でしておいた方がいいことは貯金と、お金についての知識をつけておくことです。

お金はあることに越したことはないのはみなさんわかっていると思いますが、看護師からニート経験をしてみて「まじで貯金があってよかった…」と思った理由は以下の通りです。

  1. 失業保険はすぐに貰えない
  2. 退職後の税金がえぐい

理由①失業保険はすぐに貰えない


失業保険は申請してから7日間の待期期間と2か月間の給付制限期間があります。


失業保険は申請後すぐに給付されるわけではないので注意が必要です。

待機期間と給付制限期間の違い
待機期間 失業保険の申請をしてから7日間のこと。
バイトもしてはいけない期間。
(退職理由が自己都合、会社都合の場合に関わらず全員適応)
給付制限期間

待期期間から2か月間の失業保険が給付されない期間のこと。
決められた時間内であれば、申請してバイトをすることは可能。
(これが適応されるのは自己都合で退職した人。会社都合で退職した人は給付制限期間はなし)

理由②退職後の税金がえぐい

3か月ぐらい、月10万ぐらいあれば生きていけるっしょ!


退職直後は↑こんな風に考えていましたが、悲しいぐらい税金で引かれます。


住民税は前年の所得を元に計算されて引かれるので、今無職とか関係ないんですね…。


また住民税にプラスして、国民健康保険料と年金もどんどん引かれます。

退職してゆっくりしようと考えている方は、各自治体で住民税がシュミレーションできるサイトもあります。

知りたい方は参考にしてみてください。


また看護師=収入がいいイメージがありますが収入が良いのは夜勤をしている間だけです。

実際に夜勤手当がない外来に言った時に収入が6−7万下がった経験があります。

いつまでも夜勤ができるとも限らないので今のうちから、貯金は始めておきましょう。

今からできること①自動で家計簿をつける


自動で家計簿をつけるのは、アプリで管理することです。

このようなメリットがあります。

アプリで家計簿を管理するメリット
  • 一生懸命働いて稼いだお金を、無駄に使うことが減らせる
  • 勝手に家計簿をつけてくれるので、面倒くさくない
  • 収支をつけることで、お金の管理に関して興味が湧き貯金ができる


私もかなりズボラな人間なのですが、アプリで家計簿をつけ始めてからお金の管理を意識的にするようになりました。

ちなみに使用しているアプリは、マネーフォワードMEです。

必要な機能は無料で使えます。(私も無料で使ってます。)


「後でやろう」は絶対にやらないので、今からお金の管理をはじめましょう。

>>マネーフォワードMEをインストールする

今からできること②お金の知識をつける


お金の知識と言ってもそんな難しいものではありません。


NISAやiDeCo、ふるさと納税など「なんとなく知ってるけど始められていない」人も多いのではないでしょうか。


ちゃんと知りたい方にはこの本がおすすめです。

この本でわかること・できること
  • 簡単にNISAや、iDeCo、ふるさと納税の仕組みがわかる
  • 将来のためにお金の運用をするきっかけになる



「あの時やっておけばよかったな」と後悔するのは自分です

興味があるうちによんでおきましょう。

ちなみにKindle Unlimitedなら、30日間無料で読めます。

解約し忘れてしまっても、月々980円で雑誌や本が読み放題なので無料期間に読んでみてください。

>>Kindle Unlimitedの無料体験を試してみる

看護師からニートになったレポートの続編はこちら


ここまで読んでいただきありがとうございました。

看護師からニートになって、1−2ヶ月目にしたことは以下の通りでした。

  • 役所系手続き
  • 退職金をもらう
  • 自由に過ごす
  • 失業保険の申請(ハローワークへ行く)


次回の看護師からニート3か月目以降は、実際に失業保険の初回認定日の話など書いているので興味がある方は読んでみてください。

>>看護師からニートになった【3−6ヶ月目レポート】



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