
精神科クリニックで働きたいけど、未経験でもできるかな?仕事内容を知りたい。
今日はこんなお悩みを解決していきます。
私のプロフィールはこちらです。現在精神科のクリニックで働いています。

- 精神科クリニックでの看護師の仕事内容
- 精神科クリニックの求人の探し方
- 精神科クリニックで働く前に知っておきたいこと
看護師が精神科クリニックで働くメリットは、穏やかな雰囲気の中で働くことができることだと思います。
働く場所にもよりますが、残業もほとんどありません。
精神科クリニックは、プライベートと仕事の両立をしたい看護師さんにぜひおすすめしたい働き方です。
精神科未経験でも問題なく働けます。(私も未経験でした)
それでは仕事内容を紹介していきます。
精神科クリニックの看護師の仕事内容とは

精神科クリニックは、仕事内容も限られているのでよっぽど患者数の多いところで働かない限り仕事とプライベートの両立がしやすい職場です。
精神科未経験でも問題ない理由は、手術がないことや特殊な処置がないことが大きいです。
病棟とは違い患者さんは自宅からクリニックに通うので患者さんのADLも自立しています。働く看護師の体力面の負担も少ないです。
精神科クリニックの看護師の仕事内容を解説
精神科クリニックでの、看護師の仕事内容はこちらです。
- 採血
- 注射(皮下注射、筋肉注射)
- バイタル測定
- 点滴
- 患者さんの案内
働く場所によっては事務作業が含まれているところもあります。
筋肉注射は統合失調症のある患者さんで、内服の管理ができない時や血中濃度を安定させたい時に使用します。
これを持続性注射剤といいます。
- エビリファイ
- フルデカシン
- ハロマンス
- ゼプリオン
精神科の薬剤の勉強をしたければ、本当にわかる精神科の薬はじめの一歩改訂版〜具体的な処方例で経過に応じた薬物療法の考え方が身につく!の本がわかりやすく整理しやすいです。(私も持ってます)
他の精神科の参考書については、最後でも紹介しているのでこのまま読み進めてください。

採血が一番多いですが、その次に筋肉注射を実施する回数は多いです。
精神科クリニックの雰囲気は?
クリニックにもよりますが、基本的に静かで落ち着いた雰囲気です。
精神科は手術はありません。また、処置も多いわけではないので、ものすごくバタバタするということはありません。
少し話がそそれますが、HSPの私でも落ち着いて働くことができる環境です。
ハイパーセンシティブパーソンの略です。アメリカの心理学者が提唱した、視覚・聴覚・感受性が人一倍豊かで敏感な人のことをいいます。
病気ではなくあくまで人の特徴であり、人間の5人のうち1人はHSPだとされています。
怒号が飛び交っていたり目まぐるしい忙しさの病棟より、落ち着いた雰囲気の精神科バイトの方がはるかに自分にあってるなと感じています。
HSP気質ではなくても、ゆっくり働きたい看護師さんにとってもより働きやすい職場です。
精神科クリニックの仕事の探し方
「精神科クリニック、自分も働けるかも」と感じたあなたへ、求人の探し方を2つに分けて紹介していきます。
自分のペースで探したい人向け
転職サイトはなにかと登録のハードルが高いと思います。
- しつこく電話がかかってくるのでは…?
- 希望じゃないところを進められるかも…。
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退会方法は「マイページ⇒設定⇒退会申請」と簡単です。
誰かに相談しながら仕事探しをしたい人向け
「誰かに相談しながら仕事探しをしたい。」という方は、担当エージェントがつく看護師の転職サイトの利用をおすすめします。
目的ごとにおすすめの転職サイトを分けると、このような感じです。
求人数やサポート力を比較を知りたい方は、【看護師6年目が選んだ】看護師のおすすめ転職サイトの記事をどうぞ。
精神科クリニックで働く前に看護師が知っておきたいこと4つ

精神科クリニックで働く前に知っておきたいことを4つまとめました。
精神科と心療内科の違いは?
精神科と心療内科のどちらも併設しているクリニックもあります。
ざっくりとした違いはこちらです。
精神疾患を専門にみている科のこと
例:統合失調症、うつ病、双極性障害、適応障害、
パニック障害、発達障害など
ストレスが身体にあらわれている場合にかかる科のこと
例:倦怠感、吐き気、不眠、頭痛、下痢、めまい、過敏性腸症候群、高血圧、胃潰瘍など
メンタル的な要因で通院や入院をしている人は国内で420万人いると言われており、30人に1人の割合です。(参考:厚生労働省 みんなのメンタルヘルス)
精神科、心療内科ともに需要は年々高まってきています。
精神科看護師の向き不向きはある?
病棟とは違って入院から退院まで患者さんと長く関わることはありません。
しかし長く通院している患者さんは多いです。
よく悩みを相談さえる方も多いので、患者さんの話をしっかり聞くことが求められます。
また精神科クリニックは手術も特別な処置もないのでゆっくり働きたい人にはおすすめですが、逆に「バリバリ看護スキルを伸ばしたい」「急変対応に慣れたい」という方は不向きかもしれません。
精神科で働く時のおすすめ本(入門編)
精神科で働くのが初めてという方は、こちらの本が入門編としてわかりやすいです。
要点だけを抑えて簡単に、精神疾患と治療について解説してくれています。

私も働く時に読みました。
Amazonのレビューは5つ星が51%と、過半数以上の人が高評価している本です。
- 難しい言葉ではなく、頭の中でざっくりイメージがつくようにイラスト付きで精神症状がわかるようになる
- 代表的な精神疾患と精神科の治療の大切なポイントをおさえて簡単に勉強できる
精神科の専門用語って難しくて全てを覚えることはかなり大変です。
覚えるのが難しい知識は、イラストつきや簡単な言葉で頭にイメージをつかせるようにしましょう。
勉強はわからなすぎると挫折してしまうので、わかりやすい本から始めることをおすすめします。
ここから購入できます
>>精神疾患にかかわる人が最初に読む本
ブランクがある場合はどうしたらいい?
いくら未経験でも大丈夫といっても、ブランクがあると心配ですよね。
私も看護師から離れて休んだ期間が7ヶ月あるので、復帰した時はものすごく不安でした。
ブランクがある場合の解決方法はこちらです。
- ナースセンターの復職研修を利用する
- ブランクの研修体制が整っているところで働く
看護師の人数が少なかったり、規模が小さいクリニックだと研修体制が整えることが難しかったりします。
技術は実際にやってみないと、感覚もつかめないし不安は消えません。
ブランクが心配な方は、復職支援の研修を受講するか研修体制が充実したところを選びましょう。
プライベートと両立を考えるなら精神科がおすすめ
ここまで読んでいただきありがとうございました。
「ゆっくり働きたい」「プライベートと仕事の両立がしたい」という看護師さんには、精神科クリニックをおすすめします。
この機会にチャレンジしてみてください。
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