実際に看護師から離れてみて幸せになったのか、体験談を紹介していきます。
- 【体験談】看護師を辞めたらどう幸せになれた?
- 【準備】看護師辞めて幸せになるために必要なこと
- 今からできる、看護師辞めるまでにしておくこと
- 看護師以外の仕事の紹介
この記事を書いている私自身、看護師が嫌になって辞めた1人です。
私のプロフィールはこちら。
現在は看護師復帰しましたが、病棟・外来と働いたあとは「もう看護師やりたくない。休みたい」と思い、退職したあと7ヶ月間のニート生活をしていました。
経験をふまえながら「辞められなくて辛い看護師さん」が1人でも減るように情報共有していきたいと思います。
看護師は自由に働ける職業です。
今の職場が全てではないので、自由な選択肢を知っていきましょう。
実際辞めるとなると不安は多いと思いますが、看護師辞めても幸せになれますし辛いなら休んでもなんとかなります。
それでは始めましょう。
【幸せになるまで】看護師辞めたくなる理由

看護師を辞めたくなる理由
- 仕事量が多い
- 責任が思い
- 常にミスは許されない
- 緊張感しかない
- 人間関係が悪い
- 多職種の間にはさまれる
看護師をしていると単純に性格がよろしくない人もいますが、それを助長させるのは「ミスが許されない」現場も関係しています。
間違えないように集中しながら仕事して、優先順位もつけながら人間関係にも気を使って遅くまで仕事して…そりゃ疲弊します。
【体験談】看護師辞めたら、どう幸せになった?

看護師辞めたら、得たことの方が多かった
看護師を辞めてよかった理由はこちらです。
- 心も体も健康になった
- 看護師を辞めても後悔しないことを知れた
- 看護師以外でも生きていく方法を知れた
- 「続けなきゃ頑張らなきゃ」と思うことが自分を苦しめていたことに気づけた
- 看護師としての働き方を見直せた
- 看護師=1つの働く手段という認識に変わった
看護師辞めても後悔しなかった・幸せになれた理由は、看護師を続けるより辞めてから得たことの方が多かったからです。
今振り返ってみても、看護師時代は井の中の蛙状態でした。

看護師時代は、特に勉強したい分野もなくて目の前の業務をこなす毎日でした。
一般職よりも給料が高いので、満足していた部分もありました。しかし、年数が上になるにつれて責任の重さにひたすら耐える日々でした。
でも今思うと、一生看護師免許で働くなんて無理ですよね。
「続けなくても良いんだ、看護師免許持ちながらゆるく働ける方法はいくらでもある」その選択肢を知れたことが、看護師を辞めてから何より幸せになれた理由です。
働き続けなきゃと思っていた理由
急変対応が苦手とか理由は色々ありますが、何が辛くさせていたのかというと「自分の思い込み」が自分を辛くさせていました。
「ここで働き続けなくちゃいけない」という思い込みに関しては、このようなことを考えていました。

続けないと育休産休がとれない
転職活動は大変
看護師は続けることが大事
結局どこで働いても看護師の人間関係は悪い
辞めるハードルを越えるのが大変
自分で調べたりすればよかったのですが「これは、こう」みたいな思い込みから行動しませんでした。
今では看護師の働き方は色々なある方法があることも知っているし、転職活動もエージェントに相談すればなんとかなることを知っています。
しかし誰にも頼らず、思い込みだけで辛い毎日を過ごしていました。
また看護師に戻ることはある?【辞めてからの後悔】
今は2ヶ所のクリニックで非常勤看護師としてゆるく生きてます。
辞めた当初は「しばらく看護師やりたくないな…」と思っていましたが、看護師から離れてみて資格がある=自由な働き方ができるという風に考え方が変わりました。
5年半続けてその経験に助けられているからこそ、自由な働き方ができているのかもしれませんが今の働き方に全く後悔はありません。
辞めることに悩んでる看護師さんに伝えたい
看護師を辞めることは意外と簡単です。
「辞めたい、つらい」と感じている看護師さんは、私のように自分の思い込みで自分を辛くさせているかもしれません。
今の職場が合わないだけで自分が働きやすい職場は山程ありますし、疲れたなら休みましょう。
休むことや職場を変えることは、逃げではありません。
自分のために必要なことです。
今のままでいるか、少し勇気をだして働きやすい職場で働くかはあとはあなた次第です。
看護師転職で重要なポイントはこちらにまとめました。
詳しく知りたい方はこちらの記事も参考にしてみてください。
【準備】看護師辞めたい!幸せになる手順

辞めて幸せになるのに必要なこと
看護師辞めるのに必要なのは辞める勇気と、必要な情報を知ることです。
実際に看護師を辞めたあとの、お金・生活・転職のことなどを紹介していきます。
看護師を辞めるまでのハードル
- 辞めたあとのお金が心配
- 辞めさせてくれない(引き止められる)
- 他のところでやっていけるのか、技術が心配
- 結局看護師を続けるしかないのでは?
辞められない理由で辛くならないように、できることは今から準備しておきましょう。
ハードルその①退職後のお金
貯金はあるに越したことはないのですが、最低でも2-3か月分の必要な生活費を貯めてから辞めることをおすすめします。
失業保険を受給する予定でも、「自己都合」で退職した場合は失業保険が給付されるまで数ヶ月の無収入期間があるからです。
失業保険
失業保険とは
仕事を失ったときに、生活と雇用の安定を受けるための公的保険のこと。
失業給付が貰える。
ただし、退職するまでに雇用保険に入っている期間が12か月以上ないと失業給付は受給できないので注意。
退職する理由が”会社の倒産”などの理由でない場合、”自己都合での退職”になります。
自己都合の場合、失業手当は3か月間(2020年10月より2ヶ月)の期間のあと給付されます。
この2か月の間にアルバイトをすることは可能です。
しかし、週何時間以内などの制限がありバイトした時間によっては失業保険が減額されることもあります。
失業保険を受給してもしなくても仕事を辞めると、全く収入が無くなります。
今のうちに貯金ははじめましょう。
ハードルその②上司からの引き止め
引き止めへの対処法は、この2つのポイントを抑えておきましょう。
- 辞めやすい退職理由で伝える
- 不満やネガティブなことを退職理由で伝えない
ただでさえ、看護師は人手不足です。
「なんとなく辛いからやめたい」では、上司も納得しないので、退職理由は工夫して伝えましょう。
引き止めへの対処方法
例えば「人間関係が辛いからやめたい」では、こんな風に質問攻めにあります。

人とあうあわないはどの職場にもあるよ。
病院の中の他の部署に異動すれば?
お金は大丈夫なの?転職先は考えているの?
ネガティブな退職理由だと、このように改善を提案されスムーズに退職できなくなります。
一方、物理的にどうしようもできない引っ越しや応援したくなるキャリアアップなどの退職理由の方が引き止めにあいづらくなります。
具体的な退職理由の考え方や例は、看護師が辞めやすくなる退職理由の伝え方【つかえる例文あり】で紹介しているので、そちらも参考にしてみてください。
上司に退職を伝えるまでが悩みますが、伝えなければこちらが辞めたいと思っていることも伝わりません。
しっかりと対策をたてて辞める理由を言えるようにしましょう。
ハードルその③技術力の心配
看護師の経験年数が短いと、辞めたいのに「他のところで通用しないのでは」と心配になりますよね。
そのような時は目標(ゴール)を設定しましょう。
ゴールの例
・◯◯ができるようになったら辞める
・看護師◯年目になったら辞める
だらだら続けても辛いことは解決しません。
目標があることで自分が何をしたらいいのか把握できて、いつ辞めるかの目安にもなります。
例えば、点滴のルートがとれるようになったらとか〇〇の介助につけるようになったらなどの目標設定で大丈夫です。
目標が決められない場合は、尊敬できる先輩が何ができているのか観察してみるのも有りだと思います。
看護師1年目で辞めるのはアリ、ナシ?
看護師1年目でも、頑張れない環境なら心がしんどくなる前に辞めても問題ありません。
自分が頑張れるところで頑張りましょう。
ただ、看護師1年目は「できなくて当たり前」です。
自分も新人だったころを忘れてしまって強く指導してくる先輩もいますが、気にしなくて大丈夫です。
地道に努力すれば、いつかチームの戦力になれる看護師になれます。
できないことに対して落ち込んだとしても、思いつめないでください。
看護師辞めたい。もうやりたくない

看護師以外の仕事の紹介
看護師以外で生きる道もあります。
自分が看護師を辞めてから始めたWEBライターについて紹介します。
例えば看護師辞めてお店を開こう!であれば、めちゃくちゃお金がかかりますが、ライターは初期投資なしで簡単に始められます。
WEBライター
ライターとは文字通り文章を書く仕事ですが、商品を紹介したり自分の経験を紹介したりと内容は様々です。
ライターの仕事は、クラウドソーシングサイトからどんなものがあるか見ることができます。
不特定多数の人に対して仕事を発注するサイトのこと。
アンケートなど簡単にはじめられるものも多い。
実際のクラウドソーシングのサイトはこちらです。
登録後、無料で仕事を探すことができます。
ライターの他にも、サイト作成・プログラミング・WEBデザイナーなどの仕事を募集しています。
まずは、どんな仕事内容があるのかみてみましょう。

ライターのことをもっと知りたい方は、病棟看護師から看護師ライターへ転職する方法で詳しく紹介しているので参考にしてください。
看護師として働いていると、毎日忙しくて大変で他のことに挑戦する余裕がなくなります。
その思考が「看護師として働くしかないんだ」という頭になってしまいます。
資格を持っていることは自分の強みですし、個人で稼ぐ方法は増えてきています。
「もし看護師やりたくないな…」と思っているのであれば、他の仕事に挑戦してみるのもありです。
看護師やめて違う仕事の探し方

「看護師辞めて違う仕事がしたい!」と考えているのであれば情報収集から始めましょう。
ライターでもYouTuberでも興味があれば、その職種になる方法を発信している人がたくさんいます。
私がおすすめなのは、本でその仕事のノウハウを知る方法です。
「看護師以外の仕事がしたい」と考えていた時に、KindleUnlimited
Amazonの電子書籍の読み放題サービスのことです。
雑誌、漫画、小説、実用書、など200万冊以上が読み放題で読めます。
無料期間でも読み放題が使えます。
>>無料30日間のkindle unlimitedを使ってみる
無料期間が過ぎても月額980円なので、普通に本を買うよりお得に読むことができます。
副業WEBライターで月5万円稼いだ話
ライターになる方法や、ライターで月5万円稼ぐ過程を知ることができます。
思いつき無職生活
OLから無職になった人の生活を知るにはこのような本も読むことが出来ます。
退職後の役所系の手続きについてまとめられていてわかりやすいです。
超初心者が在宅ワークに興味をもったらはじめに読む本
看護師辞めた当初はずっと家に家にいたかったので、家でできる仕事を知るためにこの本を読みました。そしてライターの仕事に出会いました。
詳しく読んで見たい方はこちらからどうぞ。
無料30日間のkindle unlimitedを使ってみる看護師辞めても幸せになれます
「看護師を続けなくちゃいけない」なんてことはありません。
辛かったら辞めてもいいし、職場を変えてもいいです。
楽な生き方は自分で選べます。どこで働いても無駄なことなんて1つもありません。
この記事を読んで、「ちょっと転職考えようかな」「休んでみようかな」と思った方向けに関連記事を紹介して終わりにします。
ここまで読んでいただきありがとうございました。
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実際に看護師辞めて幸せになった人っているのかな?