のんびり働きたいが叶えられる職場とは【疲れた看護師専用】

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のんびり看護師したいな。看護師の楽な職場ってないかな?


今日はこんなお悩みを解決していきます。

記事の内容はこちらです。

  1. 看護師がのんびり働ける職場
  2. のんびり働ける職場の共通点・特徴とは
  3. のんびりした職場の探し方のコツ【実例つき】


かく言う私も、5年半トイレに行く暇もなかった職場を辞めて現在はクリニックでのんびり働いている看護師です。

のんびりしたクリニックで働いてから、職場に行くこと・朝起きることが苦痛ではなくなりました。

実際にのんびり働ける職場を探した時のコツもあるので、紹介していきますね。




「のんびり働きたいな」と思いつつも、働き方を変えるのは中々勇気がいると思います。

しかし「看護師だから経験を積まなきゃ」「ここで長く続けなきゃ」などの義務を自分に背負わせる必要はありません。

全部自分の思い込みです。


看護師免許を活かしつつ、プライベートも楽しむ余裕を持ちましょう。

のんびり働きたい看護師のおすすめの職場とは


看護師の「のんびり働きたい」が叶えられる職場はこちらです。

  • クリニック
  • 健診センター
  • 採血室
  • 介護施設(デイサービス、通所リハ、老人ホーム)


「職場によらない?」と言われてしまうとそうなのですが、のんびり働ける職場には共通点があります。

自分がのんびり働けている職場の仕事内容とともに、紹介していきます。

看護師がのんびり働ける職場の共通点


看護師がのんびり働ける職場の共通点はこちらです。

  1. おおよその仕事内容が決まっている
  2. 重症度が高くない
  3. 患者数が多くない
  4. 緊急で仕事が入ることがない

共通点①おおよその仕事内容が決まっている


仕事内容がおおよそ決まっているとこであれば、それ以上のことがないので基本的にのんびり働くことができます。

例えば看護業務と言っても、病棟での看護業務の範囲って広すぎますよね。

病棟の看護業務の範囲

点滴(作成・投与)・バイタル測定・検査、オペ出し、清潔ケア全般・入院退院案内・記録・サマリー作成・カンファレンス…など


記録一つでもその日に受け持っている患者さんが7人いれば、7人分の記録をする必要があります。

一方、私の働いているクリニックの仕事内容は以下です

クリニックの看護業務の例

採血、注射(作成・投与)、バイタル測定・患者さんの案内


「あれもこれも看護師の仕事」という職場より「これとこれが看護師の仕事」というおおよその仕事内容で決まっている職場の方が、のんびり働くことができます。

共通点②重症度が高くない


皆さん経験があると思いますが重症度が高いとその分、患者さんに変化がないかより集中して観察します。


自分が負担に感じていなくても、受け持っている間は集中力を使いますし、気持ち的にも疲れます。

過緊張に現れる症状(常に交換神経優位な状況)

慢性的な疲労感・だるさ・肩こり・睡眠障害・頭痛


重症度が高くない患者さんがメインのところや健診やクリニックなど自分で通える方が多いところであれば、メンタル的にも体力的にも抱えるそれらの負担はありません。

共通点③患者数が多すぎない


クリニックでも規模が大きかったり、来院する患者数が多いとその分仕事量も多くなりますし早く仕事をこなすことが求めれます。


例えば自分が通っている皮膚科のクリニックは来院前から多くの患者さんが待機していています。

その分看護師の人数も多いですが、患者さんの回転も早く仕事を早くこなすことが求められていてのんびり働くとは少し程遠そうです。

共通点④緊急で仕事が入ることが少ない


当たり前のことですが、その日予定していなかった仕事が入ると仕事量が増えて残業も増え帰る時間も遅くなります。

そもそも看護師の仕事の範囲は広く、1つ1つの仕事に集中力を使うので神経を使う仕事です。

看護師の仕事が忙しくて疲れる理由
  1. 仕事の範囲が広い(仕事量が多い)
  2. 1つ1つの医療行為で神経を使う
  3. 重症度が高いと医療処置も多くなる
  4. 急変のリスクが高いなど気持ち的にものんびり出来ない状況が続く


従って、元々緊張感のある仕事により忙しくなる要素が加わるとものすごく忙しくなるというわけです。


のんびりした職場で働きたい場合は、共通点を意識して仕事を選びましょう。

【体験談】私がクリニックでのんびり働ける理由



具体的に私がクリニックでのんびり働けている理由はこちらです。

  • 仕事内容が決まっている
    (採血・注射・バイタル測定・点滴・患者さんの案内など)
  • 緊急で対応することがほぼない
  • 手術や侵襲のある検査はない
  • 人間関係が悪くない


業務が重なるとたまに忙しくなりますが、基本的にのんびり働くことができます。

クリニックの仕事の詳細が気になる方は、【完全解説】精神科クリニックの看護師の仕事内容も参考にしてみてください。



穏やかな職場で看護師が働くメリット


トイレに行く暇もない職場から、のんびりした職場に変えてよかったことはこちらです。

穏やかな職場に変えてよかったメリット
  • 仕事に行くのが憂鬱じゃなくなる
  • 仕事で抱えるストレスが激減する
  • 働くスタッフにも余裕がある
  • プライベートに余裕ができる
  • 自分の身体をいたわれる余裕ができる



忙しい職場で働いていた時は、仕事のために生きているような感じでした。


家に帰ってからも仕事のやり忘れがないか心配し、翌日が仕事の前日の休みの夜は「仕事行きたくない、明日のスタッフが気になる」で頭の中がいっぱいでした。

膨大な仕事量ですが失敗は許されないので、全集中する毎日にへとへとでした。

のんびりした職場で働いてからは、家で仕事のことを考えることもなく時間に追われることもなくプライベートを楽しむ余裕があります。

のんびりした職場で働く時に知っておきたいこと


とはいえ、楽でのんびりした職場で働く時のデメリットも気になりますよね。

楽な職場を選ぶ時に知っておきたいデメリットを紹介していきます。

看護師が楽すぎる職場で働くデメリット

  • 仕事内容に見合う給料になる
  • 一定の仕事内容に飽きる可能性がある
  • 新しい経験を積むことは難しい



人にもよりますが、例えば毎日採血だけの職場で働くと半年ぐらいで飽きる可能性があります。


また、楽すぎるのに忙しい病院と同じくらいの給料を支払ってくるところは中々ありません。

参考に施設形態別の看護師の平均年収の差はこちらです。

全国の看護師の平均年収408万円
病院 437万円
クリニック 409万円
介護関連施設 394万円
訪問看護 421万円
企業 422万円

参考:医療ワーカー 全国の看護師の平均年収


夜勤がある病院では給料の平均が多めになっており、クリニックは病棟よりは給料は下がります。

のんびりした職場を選ぶ時は今より給料は下がることは頭の隅においておきましょう。

自分の働き方は自分で選べる


のんびりした職場では働くことは、メリットも多いですデメリットもあります。


しかし長く看護師免許を使うことを考えたら、自分のために働きやすい職場を選ぶのも一つの手段です。


長く頑張り続けるのは疲れちゃいますよね。


「看護師だから真面目に頑張り続けなきゃいけない」なんてことはないので、自分働きやすい職場を選びましょう。


自分の行動次第でのんびりした職場で働くことはできます。

ここまでのまとめ
  • のんびり職場を選ぶには共通点がある
    ・仕事内容がおおよそ決まっている
    ・重症度が高くない
    ・患者数が多くない
    ・緊急で仕事が入ることが少ない
  • のんびりした職場を選ぶのは自分次第


サクッと転職サイトを選んで仕事探しを始めたい方は、【わかりやすい】看護師の転職サイト選び方を読んでみてください。

のんびり働きたい看護師のための職場の探し方



次は実際に自分がのんびりした職場を探していた時の職場の探し方のコツを紹介します。

のんびりした職場を探す時のコツはこの3つです。

  1. 求人情報を多く見てみる
  2. 転職エージェントに相談してみる
  3. 働き方を検討してみる


当たり前のことを言っているように聞こえるかもしれませんが、コツを詳しく載せたので読んで損はありません。


具体的に仕事探しで失敗しないポイントとともに、詳しく紹介していきます。

①求人情報を多く見てみる


のんびりした職場を探すには、いきなり転職サイトに登録するよりまずは求人情報を多く見てみることをおすすめします。


「今の職場を辞めたい」という気持ちだけでエージェントに転職先を探しても、次の働き方の具体的な希望が固まっていないからです。


エージェントに相談する前にまずは求人情報を見てみて、「のんびり働きたい」という気持ちを具体的にしてみましょう。

色々な求人情報をみておくメリット


次の仕事探しを本格的に始めようと思っていなくても、求人情報をみておくと以下のメリットがあります。

  • 働き方で優先したい条件がしぼれる
  • 仕事の情報の比較ができる
  • エージェント任せにするのを回避できる


例えばこの状態↓でエージェントに相談しても、どんな働き方をしたいのかかなり曖昧ですよね。

「今の仕事が忙しすぎて疲れた…。のんびりしたところで働きたい」



これでは 給料が安くてものんびり働きたいのか、給料は今より落としたくないのか、どんな科で働きたいのか条件が絞れていません。


実際の求人情報を見て比較すると「こんな条件で働きたいな」と思うところを絞ることができます。

職場を探す時に失敗しないポイント


実際に「どんな職場なの?」と知りたい時は、この2つはおさえておきましょう。

のんびりした職場を探す時に失敗しないポイント
  1. 求人情報に仕事内容が具体的に書いてある
  2. Googleの患者さんからの口コミ


例えば「看護業務全般」などと書いてあるところは、看護師の仕事の範囲がかなり広い可能性がありその分仕事量も多い可能性があります。

仕事内容が細かく記載されているところを選びましょう。


またGoogleの患者さんからの口コミも重要です。

患者さんはかなり医療者のことを見ていますよね。患者さんからみた職場の評価も見ておくポイントです。


全て鵜呑みにすることはないですが、例えば「かなり待ちます」では、患者数が多く看護師の仕事量も多い可能性があります。

また看護師の対応もキツかったりするようなことが書いてある場合、人間関係の面では少し用心しておきたいポイントです。


看護師の求人情報の比較ができるサイト


「転職サイトに登録する前に求人情報をチラ見したい」方は、看護師求人ジョブメドレー をおすすめします。


例えばナースではたらこ看護のお仕事も、公開求人を検索できますが人材紹介型の会社なので担当エージェント経由で仕事を紹介れます。

一方でジョブメドレー はエージェントがつかないサイトです。

従って登録するとスマホで仕事探しができます。


ジョブメドレーの基本情報はこちらです。

求人数 30,000件以上
対応箇所 全国
LINEで使える機能 スカウト情報の受け取り
専任キャリアサポートへの相談
退会方法 マイページ⇒設定⇒退会申請

公式サイトはこちらからどうぞ
>>看護師求人ジョブメドレー




転職する気持ちが定まっていない方もまずは求人情報を比較して、働き方で優先したいことを固めてみましょう。


ジョブメドレーの使い方の詳細はこちらの記事でも紹介しているので参考にしてみてください。

②転職エージェントに相談してみる


求人情報をみつつ「他にもいいところないかな?」と感じたら、転職サイトのエージェントにも相談してみましょう。


看護師の転職サイト=しつこい電話がかかってくるなどのイメージもありますが、使うメリットはちゃんとあります。

エージェントに相談するメリット
  • 自分が知らない求人を知れる
  • 職場の雰囲気など聞くことが可能
  • 面接や履歴書など転職のサポートをしてもらえる


転職サイトは自分のために上手く利用しましょう。

何かと不安なことが多い転職活動では、すぐに質問できる相談相手がいると安心です。

担当エージェントがつくおすすめの看護師転職サイト


エージェントに相談しながら転職を進めたい方はこちらのサイトがおすすめです。

ナースではたらこ

希望のヒアリング、対応が丁寧なことで有名。非公開求人あり。

公式サイトはこちらから飛べます
>>ナースではたらこ

看護のお仕事

累計40万人が利用した看護師から人気のサイト
求人数が6万件とかなり多い中から仕事探しができる、非公開求人あり。

公式サイトはこちらから飛べます
>>看護のお仕事


転職サイトのおすすめや選び方を知りたい方は、こちらでも詳しく書いています。

おすすめから選びたい↓

転職サイトの選び方を知りたい↓

③働き方を検討してみる


常勤ではなく、週2−3しか働かないという働き方自体を変えるという方法ものんびり働ける出来る手段です。

看護師の時給は高いので、非常勤でも生きていく手段はあります。

看護師の時給と最低賃金

看護師の時給 1,400~2,300円
看護師の夜勤バイト時給 約20,000円〜

東京の最低賃金 1,013円
大阪の最低賃金 964円




実際に看護師は引く手あまたなので、非常勤でも働き方は豊富です。

非常勤の働き方を見てみたい方は、この2つのサイトで探せます。

非常勤の仕事が探せるサイト


非常勤の仕事の情報を知っておきたい方は、サクッとみてみましょう。

退職後にしばらく働かない方法


今の職場を辞めて看護師から離れて休む方法もあります。

  • 失業保険を受給しつつ仕事探しをする
  • 家族の扶養に入りつつバイトやパートで週2−3日働く
  • 退職後は数ヶ月貯金で生活して休み、その後働く


実際に私は退職後に7ヶ月間ニートをしつつ、失業保険を受給し仕事復帰をしました。

ニート期間のレポートはこちらです。



疲れたなら一度休んでも何も問題ありません。

ずっと働き続けることは不可能なので、休む選択肢も頭の隅においておきましょう。


のんびり働きやすいところで、看護師免許を活かそう


ここまで読んでいただきありがとうございました。

知らないだけで、看護師免許を活かしながらのんびり働く方法はあります。

ずっと全速力で看護師を続けるのに疲れた方はのんびり働くことも考えてみてください。

働き方は自分で選べます。